鬱々、の続き。

先日の記事ではご心配をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

また、連絡を取ってくれた方、時間を割いて会って話聞いてくれた方、ありがとうございます。

 

進捗、というより終着点に辿り着いたので一応報告を。

彼とお別れしました。

 

※前回より生々しい感じなので、合わない人・苦手な人は申し訳ありません。

フェイクとか入れる余裕も全く無いっす…本人バレだけは避けたいところだが、インターネッツは広大な海原だからなんとかならないかな…。

 

 

 

なめくじが這うような体感速度で1月を過ごしていた。

いつくるか分からない彼からの連絡を待ち続けるのが一番しんどかった。

年明けに電話した時ついムキになっちゃって、「あなたの好きなタイミングでいいよ」って突っぱねてしまったことを何度も後悔した笑

やっぱり無理矢理にでも○日、と事前に決めておけば、どう転がるか分からない未来に対する不安感は少しでも拭えたのかもしれない。

 

年明けの長電話後、正月休みを泣き腫らして過ごすのは勿体無いと思い、とにかくリア友ネット友達関わらずひたすら色んな人に話をきいてもらった。それでだいぶ自分の心が助けられた。

後はちょっとでも気を緩めると、すぐに彼のことを思い出して勝手にしんどくなってしまうので、

仕事も転職活動も同時並行でこなしていた。まずいな、ずーっと緊張状態だったかも。

 

しかし本当に面白かったのは、相談に乗ってもらった誰も彼もが彼について批判しかしないこと。

いやー確かにこっちが話している話題の選び方が偏っていて、そういうイメージになっちゃうのはしょうがないんだけれど、

そして勿論、周りから非難やdisり自体は全然言ってもらって大丈夫なんだけれど、

それでもあまりにもここまでズタボロに評価されていると却って彼に対して同情してしまった。

 

アドバイスの中で一番驚いたのが、彼もまだまだ未熟であり、精神的に幼さが残っていると言われたこと。

年上だし社会人としても先輩だし博識だし実年齢より落ち着いている部分もあって、

だからこそ私にとって彼は「成熟している大人」というイメージしかなくて、

極端なことを言うと、彼の言うことをきけば、彼の言う通りに自分を直していけば、それが私や私の将来にとっての幸せになると思っていた。

私がどうしようもない人間だから、彼は私の成長を思って言葉を投げかけてくれるんだと思っていた。

(ちなみに、この話をリア友Aにしたら、ブラック企業兼ブラック彼氏で珠美ボロボロじゃんか、ってめっちゃバカにされた笑)

冷静に考えると当たり前かもしれんが、相談に乗ってくれた1人である65超えたおじさんから彼は青臭いと評価されてしまった瞬間は、衝撃とともに納得せざるをえなかった。

 

勿論、私は彼の欠点とかどうしようもない部分も知っているし、完璧、とはとても思っていないんだけれど、そういうところも含めて大好きなんだけれど、

結局は私と彼は対等の存在ではなく上下関係の立場から逃れなかった。

たぶん、この上下の関係性を壊さない限り、この問題は根本的に解決しないんだろうな。

 

そういうわけで客観的な意見として、10人中10人から、いや、20人中20人から、

「自分では気がついていないだろうがどう考えても無理をしている」「このままだと珠美が幸せになれない」「別れた方がいい」という言葉をもらった。

やんわりと口にした人もいるし、ストレートに言い放った人もいたけれど、結局は皆この結論だった。

私は昔から、一度決めたら周りを気にせずにその道に向かって突っ走るタイプなんだけれど、

でも流石に全員から同じことを言われてしまうと、これは友人の意見に耳を傾けるしかないんだろうな、と何処かで気づいてしまった。

 

この時点で理性ではもう結論がついていた。後は感情面の問題。

 

恋に溺れ続けていて自分の感覚が麻痺しているのは分かりきっていたけれど、それでも縋り付きたかった。

いや正確には、このまま縋ってはいけないと自分自身で自覚したかった。感情面が納得いかないと引きずってしまうのは分かりきっていた。

だから、彼ともう一度会った時に、冷静に彼のことをまなざして、見つめ直して、それで「ああ、今の私って無理をしているな」、という実感を持ちたかった。

(言うなれば検証期間です。これドヤ顔でリア友Bに話したらなんでわざわざ自分が苦しくなる道を選ぶの?ってドン引きされた…)

 

 

でも、そんな検証期間を持つ余裕さえ許されなかった。

 

動きがあったのが1月末の月曜日。

夜遅くに仕事が終わり体調が大変悪かったので、気がついたらウッカリ彼に電話をしてしまった。

それまではどんなことがあっても相手からの連絡を待つ、と決めていたのに、自分から約束を破ってしまってすごく惨めだった。

でも、その時は貧血と頭痛と腹痛でどうしようもなくて、とても家に帰れる状態じゃなかった。

 

偶然にも私の職場と彼の家が近いこともあり、前々からちょくちょくお世話になっていたんだけれど、

体調がどうしても悪くて…と話したら、今回もあっさりとお泊りの許可を貰って、そのあっけなさに拍子抜けしてしまった。

彼の方が帰りが遅いので、手作りの牛鍋の残りがあるから食べていいよ、と事前に連絡してくれたりとか(結局腹痛で食べられなかった…)

彼が帰ってからも、私が頭が痛くて眠れないって言ったら得意の頭皮マッサージをしてくれたり、わたしが眠るまで頭を撫でてくれたり、とにかく優しかった。

 

ただ、翌朝私が、そのまま甘えてぎゅっとしてほしいとお願いをしたら、「これから別れようとしているのに?」って急に彼が真顔になり、

そこから平日出勤前に少し話をした。

ざっくりとまとめると、私のことは確かに人間的に好きではあるが、世話の焼ける妹のような存在で、今後も人生のパートナーとしてはもう見られない。自分とは根本的な価値観が違うから、どんなに歩み寄ろうとしてもただお互いが苦しくなるだけだ、と。

 

体調が悪すぎて、起き上がれない状態なこともあり、泣いたり喚いたりとか反抗する気力も全く無くて、

いや、私もこの1ヶ月で考えたんだからもうちょっと引き伸ばしてほしいと縋ったりは多少したけれど、

この時に、もうこれは修復は無理だろうなと自分の中のどっかで悟ってしまった。

 

しかしダメージが大きかった…そしたら最初からお泊り許可しないで、無理矢理にでもお前は帰れ!と突っぱねて欲しかった。体調悪い人に対しての情けなんだろうけれど、優しくしておいて期待させてからの突き落とすという落差が激しかった。

 

そして、今週末の土日に、最後にちゃんと話そうっていう約束をして、その日は終わった。

 

なお、こんな心身ともに死にそうな状態だったけれど、その後ちゃんと出勤をしたその時の自分を褒め称えたい。遅刻したけど。

 

 

そこから1週間また考えた。

 

たぶん、彼も彼で、無理して(無理をしているっていう自覚はないけれど)彼に合わせようとしている私に対して、モヤモヤとしたものをずっと抱えていて、

それこそ彼の理想通りの私になってしまったら、本来の私が失われるような気がして、

かといって、彼はものすごく頑固なので、自分自身の気持ちをどうしても曲げたくなくて、

だから、私の幸せを真剣に考えた結果、彼が出した結論なんだと。

すごい身勝手だけれど、それこそ私のこと幸せにしてあげたいならもうちょっと自分をどうにかしろよって突っ込みたいけれど、

それでも、プライドが高くて不器用な彼なりの配慮なんだよね。

 

ただ、ひとつ心残りなのは、ここ数ヶ月ずっと情緒不安定だったから、最後くらい笑顔で楽しい思い出をつくりたかった。

中途半端な状況で終わりを迎えて後悔をしたくなかった。

金曜夜に電話した。

あなたの言葉を受け入れるよ。さよならしよう。でも、最後に会う日は、恋人として接してほしい。

答えは私の方でも出たから、もう話し合いとかじゃなくて、デートしてほしい。

無理なお願いかもしれないけれど、最後だから、ワガママを許してほしい。

…彼は、それこそ最初はデート紛いのことをしてしまったらますます離れがたくなるのではないかと抵抗をしていたが、

例えるならネズミの国に行くようなものだよ。その時間はすごく楽しいけれど、終わりがくることは分かっていて。明日も明後日も毎日通い続けようっていう感覚にはならないじゃん?って説明したら、最終的には了承してくれた。

 

後は、これは彼には言ってはいないけれど、彼のために明確な区切りをちゃんとつけてあげたかった。

彼が前に付き合っていた女性との恋愛は、彼女が仕事の転勤の都合で遠距離恋愛になり、そのまま一方的に別れを告げられたと言っていて、

別れたという実感が湧かないまま気持ちだけが引きずった状態で、彼女の荷物をダンボールに詰めて送る作業もとても虚しくて辛くて、

そんな話を事あるごとにしていて、(いや、傍から見ればそんな話を今お付き合いしている人に言うもんじゃないだろと突っ込みたくなるかもしれないけれど、)その話をしている時の彼の顔が本当に辛そうだったから、

今回は振った振られたの立場は違えど、彼のためにもきちんとお別れをしたかった。

どんだけお人好しなんだよ~~ってこの文章打ちながら自嘲してしまう。

 

デートはすごく楽しかった。本当に夢を見ているようだった。

彼が話す言葉や、彼の視線や、彼のしぐさ行動を、ひとつひとつ噛み締めながら時間を過ごした。

急にテンション高くなるけれど、こっからは惚気です。

昨夜待ち合わせをして、おしゃれなバーに行って美味しいフルーツカクテルを飲んで(サントリー先生は流石ですわ)、ご飯もちょっとずつ食べて(最近マジで食欲がなさすぎて死にそうだったから久しぶりのご飯)、なんかそこで私のことやっぱりいい女だよと突然口説かれて(+そんな魅力的な女性だからこそ、俺には幸せにできないのコンボです)

お家に着いて、お風呂入って(温泉地をイメージした入浴剤は全く温泉の要素がなかった)、竹鶴の日本酒飲んで(広島出張のお土産。買ったのは私なのにタイミングが合わずそのまま飲めずじまいだったからようやく飲むことができた)、ウイスキーの銘柄当てクイズ(勿論問題出すのは私で当てるのは彼。ジョニ黒とジェムソンビアカスクだったんだけど全然当たってなかった笑)をしてまた酔っ払って、

そのままセックスして、シャワー浴びて寝て、朝になって起きてセックスして、全裸でポプテピピックを見て(イケメンの先輩が出てきて、「こういう男が好きなんでしょ?」って言われたから、うん。って即答したら苦笑いされた)、彼のお手製の朝ごはんを食べて(牛乳とマヨネーズ入りの卵焼き、納豆、フライパンで炊いたご飯、大根と油揚げの味噌汁)、私物の荷造りをして、近くの広い公園と神社を散歩して(おじいさんばかりだった、図鑑に載っているような青い鳥がいた。梅の花も咲いていた、フリーマーケットもやっていた)、そして、お別れした。

 

なんかもうあけすけな文章で申し訳ないけれど、最後の彼とのセックスがとても気持ちがよくて幸せだった。

別れるついでに最後一発ヤッておこうみたいなノリだったんだけど(性欲が強い私がノリノリの方です、彼はむしろ付き合ってくれた方)、漫画か?ドラマか?ってレベルですごく切なかった。

彼は普段愛情表現を言葉にしないタイプ(恥ずかしいというよりかは言葉にすることで価値が下がる的な)なんだけれど、今日は最後だから特別ってことで何度も愛してるだの大好きだの囁いてくれて、それからこのタイミングでも幸せになってねって身勝手な言葉を吐いていて。

後は最後の最後に彼が太ももフェチだということを知った。だから誕生日にプレゼントしてくれたジェラピケパジャマは目に毒なんだって、っていう話とか暴露されて。

繋がっている時も俺の顔見て?ってお互いに見つめ合いながらたくさんキスをして、今までありがとう。すごく楽しかったよ。本当にありがとうって抱き合って2人でぐちゃぐちゃな顔してただただ泣いた。たぶんこれは後になって振り返ったらあの時は馬鹿だったなぁと苦笑するんだろうけど、でも一生忘れない素敵な思い出になると思う。

 

別れ際、駅まで送ってもらうまでの道で、

「昨日今日とありがとう、すごい楽しかったよ。

せっかくの土日であなたもやりたいこととかやらなくちゃいけないことがあるだろうに、最後に私のワガママに付き合ってくれて、貴重な時間を私のために割いてくれて、嬉しかった。お別れするのはやっぱり悲しいけれど、でも私、この日があったからたぶん次のステップに進めると思う。その辺の切り替えについてはきっとあなたよりも早いから、あんまり心配しないでほしいな」ってぽつぽつ話したら、

「…健気だね」って一言、寂しそうに笑ったあなたのきれいな横顔も忘れることはないと思う。

その後駅に着いて、握手でお別れしようと手を差し伸べたら、ぐっと抱き寄せられてそのまま肩に顔うずめて少し泣いて、相手も泣いてて、

でも最後は笑顔でお別れをした。

 

 

そんな訳で理性だけではなく感情面でも、身体的な本能の面でも笑、自分の中で区切りはついた。

 

ただ、彼も詰めが甘いなぁって思ったのは、

お酒のこととか、好きなキャラクターのイベントとか、そういったことで何かあったら連絡しようねって言ってきたこと。

どうやら彼自身を見るんじゃなくて、彼をあくまで何かの手段として利用して関係を持ち続けるのはいいらしい。

次のイベントの時にバッタリ会って、その時お互いに新しい人がいたらおもしろいよねって彼は笑っていたけれど、私はともかく彼に次の人ができるかは甚だ疑問である。

 

ああ、私は彼のことが今でも好きだし、たぶん想いの形が変わってもこれからもずっと彼のことが好きなんだろうなって思うけれど(今までの人生経験上後になって振り返って幻滅、というパターンは殆どない)、

だけれども本音を言うと、彼にはそう簡単に幸せになってほしくないという捻くれた感情がある。

別に地獄に落ちろとまでは言わないが(そんなこと言って明日事故とかで死なれても困るし)、

ただ、あなたの頑固さが変わらない限りは、あなたが望む結婚して家庭を持って暮らすという幸せは一生訪れないと思う。

それは本人にも言っているけれど笑、まだきっと気付けてないんだろうなぁ。

このまま振られつづけてますます頑固になって一生独身でいればいいのにとも思うね。当てつけなのかもしれない。

だからこそ、相手の方が私に対して、幸せになってほしいって何度も言ってくるのが少々罪悪感がある…。

 

ここまできれいな形でお別れできたのだから、復縁というのも2%くらい視野にいれつつ(とはいえ先述したけど彼の頑固さと上下関係の立場を克服しない限りは仮に復縁しても同じ結末になると思う…)、

恋愛に臆病にならずに次の出会いも探していこうと思います。

次の人は丸々受け入れる必要はないけれど、私の好きなことに対してあれやこれや全否定しない人がいいかもなぁ。

ただ自分にとっての幸せの未来が、果たして彼と同様に結婚して家庭をもつということなのかも怪しくなってきたので、手段と目的がごっちゃにならずに、がっつかずにいきたい…。

 

 

気がついたらこんなに長文になってしまった。

でも本当に、今回の出来事は周りの支えなくして乗り越えられなかったことだと思うので、感謝してもしきれません。

ありがとうございます。

 

これからも、よろしくお願いいたします。

 

 

おわり